日本と韓国とは、法律学、科学の領域に渡り、相互に意識し、協力しながら発展してきた国といえます。
特に、ES細胞などのヒト幹細胞研究における日韓科学者の交流・協力は顕著です。
この公開シンポジウムは、生命倫理法において、韓国の国家生命倫理体制と日本のクローン技術規制法・ES指針・医療 法・薬事法という規制体制との相違を背景におきながら、両国におけるES細胞、iPS細胞などのヒト幹細胞研究の現段階と将来を認識しつつ、生命倫理的考察を行うものです。
日 時:2012年11月25日(日)13:30−18:00(受付開始13:00)
場 所:紀尾井フォーラム http://kioi-forum.com
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート1F
後 援:上智大学 ・ カトリック大学
協 力 :韓日法律問題研究所
アクセス:地下鉄丸の内線・銀座線「赤坂見附駅」下車 D.紀尾井町口 徒歩3分
地下鉄半蔵門線「永田町駅」下車 7番出口 徒歩3分
地下鉄有楽町線「麹町駅」下車 2番出口 徒歩6分
地下鉄丸の内線・南北線「四ッ谷駅」下車
JR「四ッ谷駅」下車 麹町口
報 告:
◆「韓国におけるヒト幹細胞研究の現況」
Kyeseong Kim(金桂成)〈漢陽大学医生命工学専門大学院医生命科学科幹細胞研究室・教授〉
◆「韓国におけるヒト幹細胞研究の規制体制と内容」
Gyongsuk Choi(崔敬石)〈梨花女子大学法科大学院・副教授〉
◆「韓国におけるヒト幹細胞施術の問題点」
Soojung Kim(金壽晶)〈カトリック大学医学部人文社会医学科・助教授〉
◆「日本のヒト幹研究を用いる臨床研究の現在と生命倫理」
松山晃文 〈先端医療振興財団 再生医療研究開発部門・グループリーダー、上智大学生命倫理研究所・所員〉
◆ 「日本における幹細胞研究の政策と倫理」
福士珠美 〈科学技術振興機構研究開発戦略センター 〉
◆「幹細胞研究の倫理と法−日本における生命倫理と法の次段階」
町野朔 〈上智大学生命倫理研究所・教授〉
司 会:青木清(上智大学生命倫理研究所・所長)
竹内修一(上智大学神学部・教授、生命倫理研究所・所員)
*参加費無料、日⇔韓同時通訳
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