本研究会は、2014年3月終了しました。
本研究は①年に4回程度の研究会開催、②児童保護機関・施設の調査・研究、③事例研究、④比較制度研究を4つの柱とし、児童保護の現場で生じている問題を詳細に検討することによって、被虐待児の保護に主眼を置いた、児童虐待介入システムの改善、整備に関する具体的提言を行おうとするものです。
法学者、法律実務家、医療関係者、臨床家、行政担当者、民間団体の関係者といった様々なバックグランドを持つメンバーで構成されていることが、本研究会の特色といえます。
町野 朔・岩瀬 徹 編
有斐閣 2012年2月10日発行
町野朔「児童虐待との戦い」書斎の窓615号2頁が編者による解題です。
増刷されました。
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町野 朔・岩瀬 徹・柑本美和 編
上智大学出版(Sophia University Press)
2012年3月30日発行
- 研究事業
文部科学省 科学研究費補助事業 基盤研究(B) - 研究課題名
児童虐待防止システムの総合的検討-児童虐待の防止と児童の保護- - 研究期間
平成22年-平成25年 - 研究組織
代表 町野 朔(上智大学生命倫理研究所 教授 刑法・医学法)
現在約30名
主なメンバーの紹介 (氏名(所属 職 専門分野))
岩井 宜子 (専修大学法務研究科 教授 刑法・刑事政策)
岩瀬 徹 (上智大学法学研究科 教授)
栗原 直樹 (十文字学園女子大学人間生活学部 教授 児童福祉論)
高橋 幸成 (日本子ども家庭総合研究所 研究員 児童福祉)
奥山 眞紀子(国立成育医療センター
こころの診療部 部長 小児精神保健)
水野 紀子 (東北大学法学部 教授 家族法)
小西 聖子 (武蔵野大学人間関係学部 教授 精神医学・心理学)
柑本 美和 (東海大学実務法学研究科 准教授 刑事政策・刑法)
久保野 恵美子(東北大学法学研究科 准教授 家族法)
和田 一郎 (茨城県土浦児童相談所 福祉政策論)
渡邊 守 (特別非営利活動法人キーアセット ディレクター)
秋山 梨奈 (上智大学生命倫理研究所 職員)
大原 天青 (上智大学総合人間科学研究科 後期課程 児童福祉) - 研究会の歴史
平成19年度-平成21年度
「児童虐待の予防と対応
―法的検証と医学的・心理学的・社会学的考察」
科学研究費補助金(基盤研究(B))
代表 町野朔(上智大学法学研究科(当時) 教授)平成17年度-平成18年度
「児童虐待への法的介入」
科学研究費補助金(基盤研究(B))