学内休業に伴い、下記の期間、研究所事務室を閉室といたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
■休業期間
2019年8月10日(土)~ 2019年8月20日(火)
※2019年8月21日(水)より、通常業務を再開いたします
日時:2019年1月25日(金)15:30-16:50
場所:上智大学四谷キャンパス2号館17階・2-1702会議室
※入場無料・申込不要
講演:15:30-16:20
Johannes JM van DELDEN
(ユトレヒト大学教授、Prof.MD,PhD)
質疑応答:16:20-16:50
主催:上智大学実践宗教学研究科
共催:上智大学生命倫理研究所
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問合せ: 上智大学実践宗教学研究科
TEL : 03-3238-4699
7月11日(木)
宮城県仙台第一高等学校の2年生5名の訪問を受けました。
自分たちの研究テーマの理解を深めるため、校外研修の一環として、「出生前診断」について専門家の話を聞きたいとの訪問です。
当研究所からは、町野客員研究員と奥田所員が応対させていただきました。
「NIPTは本当に年齢制限が必要なのか」「日本の出生前診断の現状について、最新の見解は?」など、まずは高校生の質問に答える形で、懇話が進行。
高校生の皆さん、文献やネットで調べてきた内容を、身内や知り合いの経験談とも合わせ、自分たちなりの考えや疑問点を述べてくれました。
研究所員からは、日本と海外の実状や、考えられる問題点や必要な視点、それに対する個人的見解などを、高校生の皆さんとやり取りしながらご説明。最新の情報や、現場での苦悩など、当研究所員ならではのお話ができたのではないかと思います。
たっぷり2時間の懇話となりました。
シンポジウム
♦2016年10月22日(土)14:00-17:30
南山大学共催シンポジウム
「持続可能な発展は可能か~回勅「ラウダート・シ」を複眼的に読む」
♦2016年11月17日(木)17:30-19:30
東京慈恵会医科大学ジョイントシンポジウム
「医療と倫理」
出版・刊行
シンポジウム
♦2017年10月21日(土)14:00-17:00
「ヒト受精卵のゲノム編集」
♦2017年11月11日(土)
地球システム・倫理学会共催シンポジウム
「総合的な(インテグラル)エコロジーに向けて」
♦2018年2月25日(日)13:30-16:45
南山大学共催シンポジウム
「人権・安全・安心?―「いわゆる障碍者」の居場所」
♦2018年3月19日(月)17:30-19:30
東京慈恵会医科大学ジョイントシンポジウム
「看護系大学院教育の現状とこれから」
出版・刊行
シンポジウム
♦2018年6月24日(日)14:00-16:30
臨床ケア哲学・倫理学セミナー
「哲学と医療実践のあいだ」
♦2018年7月1日(日)13:00-17:00
第6回市民公開講座
「ユマニチュードがもたらすもの-環境と情報と変容-」
♦2018年10月13日(土)14:00-17:30
南山大学共催シンポジウム
「Stranger Ethics:人は<よそ者>の何を恐れるのか?」
♦2018年12月5日(水)17:30-19:30
東京慈恵会医科大学ジョイントシンポジウム
「多角的視点から見た 真に必要とされるケア」
♦2018年12月15日(土)13:00-17:00
第6回生存科学シンポジウム
「生存の中の依存」
♦2019年1月26日(土)13:00-17:40
ソフィアシンポジウム
「人間の尊厳と障碍者」
♦2019年1月28日(月)13:30-16:40
「日米独の研究倫理の現状と課題」何が許されて、何が許されないのか?
出版・刊行
………作成中………
………作成中………
日時:2018 年12 月10 曰(土) 13 : 00 ~17 :00
場所:上智大学四谷キャンパス6号館402教室
※入場無料・申込不要(どなたでもご参加いただけます)
13:00 開会
13:05 講演
「ネット社会の中の生存と依存」
上田 紀行(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長・教授)
「精神分析の考える依存と『甘え』」
藤山 直樹(精神分析家・上智大学総合人間科学部教授)
「ギャンブル障害の実態と治療」
帚木 蓬生(作家・通谷メンタルクリニック院長)
「ゲーム障害の実態と対応」
樋ロ 進(国立病院機構久里浜医療センター院長)
16:10 パネルディス力ッション
16:55 閉会
2018年6月、国際疾患分類の改訂版(ICD-11)において、俗に「ゲーム依存症」とか「ネット依存症」といわれている状態をひとつの精神疾患(「ゲーム症、あるいはゲーム障害」と訳されることになる)と見做すことが決められた。古くから存在するアルコール依存、薬物依存と同じように、ゲームやネット、パチンコや他のギャンブルに依存する現象は睛神科医療の対象とされ、その対策が迫られることになったのである。
しかし、依存症を離れ、依存という現象を考えれば、それは生存と表裏の関係にあることが分かる。個々人が誕生から死にいたるまでの一生の間さまざまな状況での、たとえば、人間が一人の成人として生育、発達していく人格形成の中での依存、家族、学校や職場人間との依存、衣食住の生活における依存、自らの様々な体験や経験への依存、事物や事象への依存、社会への依存など、数え上げればきりのない依存関係が考えられる。
依存のない生存はあり得ないと言ってもいいであろう。
ある特別な事象や事物への依存が過剰になり、その個人の生活、ひいては生命までも危機に陥らせる病的状態で、医療の対象となる依存症は、一方で、上記のような人間の生存の中での表裏の関係にある依存という現象を、一般的観点から理解される必要もあるのではないかという発想から、本シンポジウムは企画された。
その企画の趣旨に沿って、各演者の方が自らの経験や思想を披歴され、聴衆の方々との討論がなされれば、当財団の趣旨である「生存の理法」を究めるためにも、貢献するのではないかと思う。
主催:公益財団法人生存科学研究所
共催:上智大学生命倫理研究所
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問合せ: 公益財団法人生存科学研究所
http://seizon.umin.jp
TEL : 03-3563-3518 FAX : 03-3567-3608
e-mail : office@seizon.or.jp